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ソフトバンク、eSIM対応の5Gスマホ「arrows We」12月上旬以降に発売
2021年10月5日 12:02
ソフトバンクは、“ソフトバンク”ブランドの新製品で、5G対応の新機種「arrows We(アローズ ウィー)」(FCNT製)を2021年12月上旬以降に発売する。
5日に発表された「arrows We」は、初めて5Gスマホを使うユーザーに向けたエントリーモデル。FCNTの発表にあわせ、ソフトバンク以外にもNTTドコモやKDDIでの取り扱いもアナウンスされたが、eSIM対応はソフトバンク版だけになる。
シンプルモードとジュニアモード
特徴のひとつとして、シンプルモードを搭載。文字やアイコンが大きく見やすいホーム画面となるほか、アドレス帳に登録していない番号から電話がかかってきた場合に、注意を呼びかけ、自動的に通話を録音する「迷惑電話対策機能」、怪しいテキストメッセージに注意をうながす「フィッシング詐欺警告機能」などが用意される。
子供が利用する際に向けて、使用時間を制限できるジュニアモードも搭載。緊急時ブザーも備え、大音量で周囲に危険を知らせる。このほか着信音を鳴らして電話をしているように見せることができるイミテーションコールなども使える。
スムーズにスマホ決済
指紋認証で画面ロックを解除すると同時に、設定したアプリを起動できる機能が用意される。
これにより、「PayPay」などのスマホ決済アプリをスピーディに表示できるとうたう。
指紋認証では、ログイン情報や個人情報を簡単に呼び出して入力できる「パーソナルノート」機能があり、ネットショッピングでの活用が想定されている。
ハンドソープ、アルコール除菌に対応
防水防塵対応となるほか、さらにハンドソープでの丸洗いやアルコール除菌に対応する。
ウィズコロナ時代にあわせ、「マスク通話モード」や「はっきりマイク」機能も用意されており、マスクを着けたままでも通話しやすい。
項目 | 内容 |
大きさ/重さ | 約71×147×9.4mm/約172g |
フルセグ/ワンセグ | -/- |
ディスプレイ | 約5.7インチ HD+(1,520×720ドット)、TFT |
モバイルカメラ | メイン:有効画素数約1,310万画素+約190万画素 |
サブ:有効画素数約500万画素 | |
防水/防塵 | IPX5、IPX8/IP6X |
おサイフケータイ | ○ |
ストレージ | 64GB |
メモリー | 4GB |
CPU(クロック数/チップ) | オクタコア(2.0GHz+1.8GHz)/Snapdragon 480 5G |
電池容量 | 4,000mAh |
OS | Android 11 |
カラーバリエーション | ターコイズ、ブラック、ホワイト |
その他 | Bluetooth 5.1、Wi-Fi(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz、5GHz)、microSDXCカード(別売り、最大1TB) |
国内用の対応周波数は、5Gがn3、n28、n77、4Gが1、3、8、41、42。
【訂正 2021/10/06 14:12】
記事初出時、カメラのひとつのスペックを約200万画素としておりましたが、発表内容が訂正されました。正しくは約190万画素です。