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小型軽量なARグラス「Nreal Air」、ドコモとKDDIが発売

 NTTドコモとKDDIは、Nreal Ltd.(エンリアル)が開発したARグラス「Nreal Air(エンリアル エアー)」を発売する。発売予定時期は、ドコモが2021年12月、KDDIが2021年12月以降。

Nreal Air

 「Nreal Air」は、小型・軽量なARグラスで、重さは約76g。コンパクトなデザインで手軽に持ち運びでき、長時間の使用も快適に使える。従来モデルの「NrealLight」から20%軽量化し、連続稼働時間は最大50%長くなっている。

 対応するスマートフォンと接続して「ミラーリングモード」で使うと、動画やWebブラウザ上のコンテンツを「Nreal Air」上で楽しめる。このとき、「Nreal Air」の着用者が4m先の仮想空間上に映し出されるコンテンツを見た場合の大きさは130インチに相当する。

 対象となる一部のAndroidスマートフォンでは、ARグラス内に生み出される仮想3次元空間上において、複数コンテンツを同時に映し出す「MR Space」機能に対応する。これにより、「動画を見ながら友人とコミュニケーション」といったマルチタスクを効率的に楽しめる。

 ディスプレイはシースルー構造で、装着時も周囲の状況を確認できる。「Nreal Air」を装着して動画や画像を視聴しながら、両手を使った作業も可能。

 使用時の大きさは148×51×159mm、折りたたみ時は148×51×60mm。ディスプレイはOLEDで解像度は1920×1080が2枚(両眼)、リフレッシュレートは最大90Hz。視野角は対角で46度、USB Type-Cケーブルで接続する。デュアルスピーカー、マイク、3DoFを搭載する。