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パナソニック、キーボードなど装着できるタブレット「TOUGHBOOK FZ-G2」

 パナソニックは、堅牢性に優れるタブレット端末「TOUGHBOOK FZ-G2」を8月末に発売する。価格はオープン価格で、公式オンラインショップでの価格は25万2000円~程度を見込む。

 FZ-G2は、タブレット型のTOUGHBOOKで初めてモジュラー構造を採用。別売りのキーボード(バックライト付き)を装着することで、2 in 1ノートパソコンとしても使用できる。パナソニック独自の機構により、ハードな使用にも耐えられるという。

 ほかにも、バーコードリーダーやUSB2.0ポート、サーマルカメラ、カードリーダーなどのパーツを取り付けられるため、使用環境が変わっても本体を買い換える必要がなく利便性とコスト削減に貢献するとしている。

 IP65相当の防滴防塵仕様、米国防総省が定める「MIL-STD-810H」準拠の試験などを実施。120cm自由落下試験や動作環境試験(-10度~50度)もクリアしており、ファームウェア攻撃からパソコンを守る「Secured-core PC」にも対応する。

 バッテリー駆動時間は約18.5時間と旧型と比較しておよそ50%向上したという。

 出荷時に搭載されるOSは、Windows 10 Pro。CPUはインテル製の「Core i5 10310U」で、ディスプレイサイズは10.1インチ(WUXGA)。Wi-FiモデルとLTE対応モデル(nano SIM)の2種類が用意される。

 メモリーは8GBで、ストレージは256GB(PCIe SSD)。両モデルともにWi-Fi 6に対応し、LTEモデルのみGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou)が搭載されている。LAN仕様は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T。

 2MPのインカメラと8MPのアウトカメラを備える。防水対応の2ボタン式デジタイザーペンが付属する。

 本体の大きさは、279×188×23.5mmで重さはおよそ1.19kg、大容量バッテリー装着時で1.27kgとなる。