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パナソニック、軽量コンパクトになった7インチ「TOUGHBOOK」

 パナソニックは、堅牢性を重視したタブレット「TOUGHBOOK」FZ-S1シリーズを5月20日より順次発売する。価格はオープン価格。

 物流現場やインフラ業など、過酷な環境での使用を想定したタブレット。OSはAndroid 10を搭載する。

 IP67準拠の防水防塵性能や米国防総省が定めるMIL-STD-810H準拠の対振動試験に加えて、-20度から50度の動作環境試験、高さ150cmからの落下試験も実施している。最軽量モデルで426gと旧モデルに比べて、およそ110g軽くなり、10%ほど薄くなった。八角形のグリップが備えられており長時間の使用でも疲労を軽減する。

 屋外でも視認性が高いおよそ500cd/㎥の高輝度画面に加えて、反射防止用フィルムが付属する。バッテリーは着脱式で電源を切らずにバッテリーを交換できるウォームスワップに対応した。

 標準のWi-Fiモデルに加えて、NTTドコモおよびau向けのセルラーモデル、大容量バッテリーモデルが用意される。

主なスペック

 ディスプレイサイズは7インチ(WXGA)。チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 660」。4GBのメモリーと64GBのストレージを備える。

 Wi-Fiは、IEEE 802.11 a/b/g/n/acに対応。また、IEEE 802.11 r.k/vの高速ローミングに対応する。セルラーモデルのSIMサイズはnano SIM。

 バッテリー容量は標準モデルが3200mAh、大容量バッテリーが5580mAh。本体の大きさは標準モデルおよびセルラーモデルが193×131×16.1mm。重さはそれぞれ426gと434g。大容量バッテリー搭載モデルは、厚さが23.1mmとなり重さも506g(セルラーモデルで514g)となる。

 このほか、NFCリーダーやmicroSDカードスロット、アウトカメラ(13MP)とインカメラ(5MP)を搭載する。また、オプションでバーコードリーダーも用意される。