次世代「Apple TV 4K」は「iPhone」でカラーバランスを自動調整

　アップルは現地時間20日に次世代のApple TV 4Kを5月後半に発売すると発表した。価格は32GBモデルが2万1800円、64GBモデルが2万3800円。予約は4月30日から受付開始。

　高いグラフィック性能やビデオデコード、オーディオ処理性能などを実現するA12 Bionicチップを搭載したり4K 60fpsのHDRとドルビービジョンビデオに対応したりなど、魅力的な機能が備わっている。

　そして、特徴的な機能がもう一つ、iPhoneでカラーバランスを調整できる機能を備えている。

　この機能は、iPhoneの光センサーを活用し、カラーバランスを世界中の撮影監督が採用している業界標準の仕様と比較し、自動でカラーバランスを調整するというもの。

　リリースでは、iPhoneの画面とテレビの画面を密着させ、基本のカラーをテレビで投影することでカラーバランスを調整している様子がわかる。

テレビとiPhoneを調整モードにする

テレビの画面側とiPhoneの画面側を密着させる

調整中は何色かの基本カラーが表示

数分でカラーバランス調整が完了する

　この機能を使用すれば、ユーザーがテレビの設定を調整することなく「より正確な色調と改善されたコントラスト」を実現できるとしている。