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新幹線の公衆電話、6月末で終了

 JR北海道、JR東日本、JR東海、JR西日本、JR九州の5社は、NTTコミュニケーションズと協力して提供してきた新幹線車内の列車公衆電話サービスについて、6月30日をもって終了する。

 終了の理由について、携帯電話の普及が挙げられている。公衆電話の利用が減り、さらにトンネル内を含めてすべての新幹線で携帯電話のサービスエリアが整備されたことを踏まえ、終了の判断となった。サービス終了前の6月7日以降、列車によっては車内の公衆電話を利用できないことがある。

各新幹線の全トンネルエリア化時期
路線時期
東海道新幹線2002年4月23日(発表日)
山陽新幹線2016年12月22日
北海道新幹線2020年3月25日
九州新幹線2020年5月30日
東北新幹線2020年7月23日
上越新幹線2020年7月23日
秋田新幹線2020年7月8日
山形新幹線2020年12月15日

 新幹線のトンネル内で、携帯電話が使えるようになったのは2002年から。新幹線全線でのトンネル内のエリア化が完了し、使えるようになったのは2020年12月だった。