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UPQのリコール対象端末「UPQ Phone A01X」で火災事故が発生――バッテリー無償交換を

 消費者庁は12日、UPQ(現Cerevo)のリコール対象となっているスマートフォン「UPQ Phone A01X」で火災が発生し、1名が軽傷を負ったと発表した。

 同火災事故は、「UPQ Phone A01X」を充電中に火災警報器が鳴動。確認すると同端末とその周辺を焼損しており、1名が軽傷を負う火災が発生していた。事故原因は調査中で、後述のリコール事象によるものかは不明としている。

 「UPQ Phone A01X」は、2015年12月~2016年10月に販売されたスマートフォン。バッテリー内部のリチウムイオン電池セルが内部短絡し火災に至る恐れがあるため、2017年7月24日から無償バッテリー交換を実施している。

 未対策品のバッテリー型番は「UPQ-BPA01」で、対策済みの型番は「UPQ-BPA01X」となっている。

 消費者庁は、リコール対象製品のユーザーで、まだ無償バッテリー交換を受けていないユーザーは、直ちに使用を中止しCerevoのUPQPhone窓口に問い合わせるよう促している。