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ソフトバンクなど、震災復興に向けた「Next Action→ Social Academia Project」開始

 パイオニズム、ソフトバンク、およびヤフーは、東日本大震災から10年の節目を迎える福島県南相馬市で、「Next Action→ Social Academia Project」を2021年3月10日に発足させ、同時に参加者の募集を開始した。

 「Next Action→ Social Academia Project」は、新しい価値創造につながる事業の立ち上げを目的としたプロジェクト。

 本プロジェクトには「Apollo」「Rocket」「Booster」の3クラスが用意されており、各クラスの参加者が協力しながら「ムーンショット」(これまでにない挑戦)を目指す。東日本大震災の犠牲者の月命日である毎月11日にオンラインイベントを開催し、3クラス全てのメンバーに学びと交流の機会が与えられる。

プロジェクトの募集要項

 募集期間は、2021年3月10日~4月18日までで、初回プログラム開催日は5月11日。対象年齢は募集開始時点で満16~29歳で、全クラス無料となる。

クラス一覧
「Apollo」小高パイオニアヴィレッジに常駐し、1年をめどに起業を目指す。5人程度。エントリーシートと面談による選考。
「Rocket」集中講義などを通して、中・長期的な視点で起業を目指す。10人程度。エントリーシートと面談による選考。
「Booster」オンラインを中心に、「Apollo」「Rocket」のメンバーを主体的に支え、一緒に価値を創る。100人程度。エントリーシートによる選考。

 なお、「Apollo」と「Rocket」については後日面談を実施の上、正式なクラスが決定する。面談スケジュールは対象者へ4月23日に個別にメール案内される。

 プロジェクトへの応募は、「Next Action→ Social Academia Project」の公式サイト(以下リンク)のフォームから。

 同社は、本プロジェクトを通じて、「参加者の中から次の10年のリーダーとなる人材を輩出し、被災地の未来の発展に貢献していく」としている。