ニュース

LINE みらい財団、災害時のデマを見抜く「情報防災訓練」

 LINE みらい財団は、災害時の防災情報の取得の仕方を学べる「情報防災訓練」を開発した。全国の小中学校に向けてオンライン授業で展開する。

 教材では、実際の災害を想定してSNSの情報が信頼できるかどうかを検討するグループワークや情報の信頼性を見極める訓練などが含まれる。「授業用スライド」「指導者用ガイドブック」「生徒用ワークシート」がセットで提供され、誰でも無償でダウンロードして利用できる。

 スマートフォンの普及により、SNSが広く浸透し災害発生時に連絡手段としても使われるようになった一方、フェイクニュースやデマが拡散しやすくなったことを受けて、身を守るための避難訓練に加えて災害時の情報との付き合い方に焦点を当てた教育の必要性が叫ばれていることを受けて開発された。