ダイレクトモニタリング対応のマイクプリアンプ「iRig Pre2」、3月発売

　IK Multimediaは、マイクプリアンプ「iRig Pre2」を発表した。3月頃の発売を予定している。市場想定価格は6800円（税別）前後。

　iRig Pre2は、XLRマイクを用いてAndroidスマートフォンやiOSデバイス、デジタル一眼レフカメラから録音、演奏、ストリーミングできるXLRマイク・プリアンプインターフェイス。

　前モデルのiRig Pre同様ファンタム電源対応（+48V）のXLR入力が可能で、ダイレクトモニタリングやスマートフォンの4極ヘッドホン端子やカメラの3極入力マイク入力など、接続された機器を自動認識できるようになった。

　ヘッドホンジャックのないiPhoneの場合、アップル純正のLightning-3.5mmアダプターを経由で、AndroidはCTIA/AHJ準拠の3.5mm 4極端子を備えるデバイスのみで利用できる。

　本体の「Direct Monitorスイッチ」をオンにするだけで録音や配信前に最適なレベルかどうかを確認でき、事前にリアルタイムモニタリングに対応するアプリを立ち上げておくなどの手間が軽減される。

　本体背面にはスロットがあり、ベルクロテープでマイクスタンドやカメラグリップなどに取り付けられる。

　iOS純正カメラアプリやInstagramライブなど多数のアプリに対応する一方で、同製品純正アプリも用意。高精細な入力レベルメーターや入力ゲインが適正値かを確認しながら収録できる「iRig Recorder 3/LE」（Android/iOS）やボーカルエフェクトや2トラックレコーダーを備える「VocalLive CS」（iOS）などを利用できる。