HTCから5G対応の「Desire 21 Pro 5G」、台湾で発売

　HTCは、5G対応スマートフォン「Desire 21 Pro 5G」を発表した。台湾での価格は1万1900台湾ドル（約4万4000円）。現時点で台湾以外での展開については明かされていない。

　Desireシリーズでは初の5G対応モデルで、HTC製スマートフォンとしては2020年に発売された「U20 5G」に続き2機種目。

HTC 台湾公式サイトより

　アウトカメラは4眼レンズ。48MP（メイン）、8MP（118度超広角）に加えてマクロレンズ（40mm）と深度センサーを備える。ナイトシーンモードを搭載しており暗所でもノイズを抑えて撮影ができる。インカメラは中央のパンチホール式で16MP。

　出荷時のOSはAndroid 10。アスペクト比20:9の6.7インチ（FHD+、90Hz）ディスプレイを搭載。8GBのメモリーと128GBのストレージを備え、microSDを利用できる。チップセットはクアルコム製の「Snapdragon 690 5G」。5000mAhのバッテリーを搭載する。

　本体のサイズは167.1×78.1×9.4mmで重さは205g。カラーバリエーションは星辰藍（藍色）と幻境紫（紫）の2色展開。

　4Gの対応バンドは、1/3/5/7/8/20/28/38/39/40/41。5Gは、n1/n3/n5/n7/n28/n41/n78。Wi-Fiは、IEEE802.11a/b/g/n/acに対応する。対応するSIMカードはnanoSIMで、デュアルスタンバイ対応（LTE時）。Bluetoothバージョンは5.1。指紋センサーは本体横の電源ボタンと一体になっている。