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接触確認アプリ「COCOA」、“iOS 14.0/14.1のiPhone”に復元すると無効になる不具合
2020年10月29日 14:29
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症対策の一環として提供するスマートフォンアプリ「COCOA」のiOS版で、機種変更などにともない、バックアップから復元すると、アプリの機能が無効になるとして、対処方法を公開した。
同省のサイトや、公式Twitterアカウントで紹介されたもの。対象は、iOS 14.0、iOS 14.1のiPhoneに復元する場合。
無効になった機能を戻すには、iPhoneの「設定」→「接触通知」→「接触通知をオフにする」→アプリ起動→「COVID-19接触のログ記録と通知を有効にする」で、「有効にする」を選ぶ。
あるいは、いったん端末からアプリを削除し、再インストールする。
「接触通知」→「使用する国/地域が設定されていません」→「使用可能な国/地域」→「厚生労働省 日本」を選択→「使用する国/地域として設定」をタップという操作も案内されている。
【iPhoneで接触確認アプリをご利用の方へ】
— 厚生労働省 (@MHLWitter)October 29, 2020
機種変更などでバックアップしたデータを、9月17日に配信されたiOS14.0またはiOS14.1を搭載した端末に復元した場合、このアプリの機能が無効になってしまうとの報告がApple社からありました。いずれかの方法を確認の上、機能を有効にしてください。(1/4)pic.twitter.com/It4iDiLgZK
COCOAのダウンロード数は、10月28日17時時点で約1897万件。まもなく1900万件に達する状況となっている。