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au、5Gのエリアマップでミリ波とSub-6を分けて表示するように

東京・新宿駅周辺の5Gエリアマップ

 KDDIと沖縄セルラーは、auの5Gサービスが利用できるエリアを示すエリアマップにおいて、周波数帯の異なるミリ波とSub-6のそれぞれのエリアを分けて表示するよう変更している。

 現在公開されている5Gのエリアマップでは、2020年8月末時点のエリアに加え、2020年8月時点の冬以降の拡大予定エリアが示されている。見分けが若干難しいが、2020年8月末時点のSub-6エリアは薄い紫、ミリ波エリアが紫、冬以降の拡大予定のSub-6がピンク、ミリ波が濃いピンクで色づけられている。

都内周辺の5Gエリアマップ

 KDDIは、Sub-6は3.7GHz帯(n78)と4.0GHz帯(n77)、ミリ波は28GHz帯(n257)を割り当てられており、これまで公開されていたエリアマップでは、両方の周波数帯がまとめて表示されていた。なお、同社は今後、4Gで利用している既存周波数帯(700MHz帯、1.7GHz帯など)の転用でカバーする部分についても、エリアマップで明示する方針を示している。