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「Apple Watch」単体で電話番号と通信機能、家族で使えるファミリー共有設定、日本ではauから
2020年9月16日 03:55
アップルは、iPhoneを持っていない子供でも、Apple Watch単体で通信できるデバイスとして使えるようにする「ファミリー共有設定(Family Setup」を発表した。Apple WatchのSeries 4以降のセルラーモデルで利用できる。
開始時には、日本ではauから提供される。ただし独占的なものか、あるいは他キャリアよりも先行して提供されるものかはわからない。またauで利用する場合の料金プランも、今後発表されると見られる。
ファミリー共有でできること
ファミリー共有設定では、1台のiPhoneに対して、複数のApple Watchを登録できる。たとえば家族で使う場合、iPhoneを持つ親、そして子供にApple Watch、といった形での利用が想定されている。それぞれのデバイスに対して、個別の電話番号とアカウントが割り当てられる。
子供がひとりで外に居ても、Apple Watchを身に着けていれば、すぐ電話で連絡できる。自動位置情報通知も利用でき、子供の居場所を確認できる。Apple Watchで計測したアクティビティ、あるいはワークアウトを子供が利用したり、Apple Watch単体でのミー文字制作、おやすみモードやスクールタイムモードを活用することもできる。
アップルでは、子供や高齢者がiPhoneを持っていなくてもApple Watchの機能を十分活用できる、とアピール。発表会では、より廉価な「Apple Watch SE」も発表されており、ユーザーの裾野を広げる機能となっている。