NTTドコモは、3日に行われた決算発表の中で、2020年度第1四半期の端末販売費用が前年同期比849億円減となったことを明かした。
端末販売関連の収入は、販売数が大幅に減ったことで777億円の減収で、販売関連収支は72億円の増収。端末販売台数は、約215万台と前年同期の約344万台に比べて大幅な落ち込みを見せた。
端末の販売数について同社代表取締役社長の吉澤和弘氏は、新型コロナウイルスによる影響と昨年の新プラン導入前に端末販売が非常に売れたことの2つの要因があると説明。
吉澤氏は「絶対数としては第2四半期以降、対前年を上回る販売を見込んでいる」と語り、第2四半期以降の巻き返しを狙う方針。