接触確認アプリ「COCOA」に陽性報告できない不具合、処理番号発行は11日から一時停止

　厚生労働省は、現在試行版として提供している接触確認アプリ「COCOA」に不具合があるとして、陽性登録に必要な処理番号の発行を7月11日から一時的に停止する。

　報告された不具合は、陽性者がアプリで登録できないことがあるというもの。原因を調査するため、登録に必要な処理番号は、7月11日から一時的に発行されなくなる。7月13日の週をめどに、発行を再開できるようにするという。処理番号は発行されずとも、他のユーザーの近くにいた場合の接触記録機能は、14日間保持されるようになっており、厚労省では引き続き利用するよう案内している。

　ダウンロード件数は10日17時時点、約648万件に達し、前日から約16万件増えた。