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携帯電話各社のポイントによる災害義援金まとめ

 携帯電話各社では、利用料金やコード決済などで貯まったポイントを被災された方に義援金として寄付できるコースを用意している。

 令和2年7月豪雨においても、各社支援団体を通じての寄付を受け付けており、本記事では主に携帯各社のポイントで寄付できるサービスをまとめる。

ドコモは1円から寄付可能、ドコモユーザー以外も寄付できる

 NTTドコモでは、dポイントを利用した義援金の申込を受け付けている。1ポイントから寄付可能で、一度に最大9万9999ポイントまで申し込める。ポイントは有効期限の短いものから使用される。

 ドコモユーザー以外は、dポイントカードの利用登録を行っていれば寄付できる。

 申込期間は7月31日17時まで。ユーザーからの寄付金は、1ポイントにつき1円を、全額日本赤十字社を通じて寄付される。

auはPontaポイントで100円から寄付できる

 KDDIと沖縄セルラーは、Pontaポイントを使った義援金を受け付ける。最小100円から、300円、500円、800円、1000円、3000円、5000円の金額で受け付ける。

 auかんたん決済とじぶん銀行決済から申込できる。Pontaポイントを利用するには、Ponta 会員IDとau IDの連携を行い、auかんたん決済から寄付する。

 受付期間は8月6日12時まで。ユーザーからの寄付金は、日本赤十字社から被災自治体を通じ、被災者の方々に義援金として届けられる。

ソフトバンクは、Tポイントで1円から寄付できる

 ソフトバンクの利用料金でたまるTポイントを寄付できる。ソフトバンクのスマートフォンやタブレットのユーザーは、専用サイトから1~1万ポイントまで寄付できる。期間は9月30日まで。

 また、Tポイントのほか利用料金といっしょに任意の金額を寄付できる。金額は100円、500円、1000円、3000円、5000円、1万円から選択できる。

 寄付先は中央共同募金会(赤い羽根の共同募金会)となる。

 また、Tポイントサイトからも1ポイント1円で1ポイント単位で受け付ける。

 ユーザーからの寄付金は、日本赤十字社を通じて、全額を各都道府県に設置された義援金配分委員会を通じて、被災された方々に届けられる。

楽天モバイルは、楽天ポイントで1円から寄付可能

 楽天モバイルでは、楽天ポイントによる寄付ができる。楽天グループの「楽天クラッチ募金」サイトから1ポイント1円で寄付できる。

 ポイント以外でもクレジットカードで100円から、楽天銀行指定口座への振り込みで1円から寄付を受け付ける。期間は8月5日まで。

ふるさと納税による寄付

 また、楽天ふるさと納税では自治体を選んで、ふるさと納税による寄付もできる。返礼品はないが、総額2000円以上の寄付で税控除の対象となる。楽天ポイントによる支払いもできる。

さまざまな方法で被災者支援を

 被災者支援は、ボランティアやまとまった金額の寄付などといった形にとらわれない、さまざまな方法がある。

 2年前の西日本豪雨では、山口県のある酒蔵が、自身も土砂災害で被災していたが、幸い無事だった仕込み中の日本酒を販売しその売上の一部を義援金として寄付することができた。

 また、地産品を購入したりコロナ収束後に現地に旅行したりといった支援方法もできる。

 今回とりあげたのは、すぐにできる被災者支援の方法のひとつとしてポイントによる寄付をとりあげた。期限間近や中途半端なポイントでも、大勢から集めるとまとまった金額になるため、少額でも被災者に役立つ支援策だといえるだろう。