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Androidに備わる「快適な睡眠」に役立つ機能とは、グーグルが紹介

 Googleは、公式ブログでAndroidスマートフォン、タブレットで睡眠時に役立つ設定や機能を紹介した。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が国内・海外に広まり、睡眠に関する検索数が世界で増加しているという。

 Androidの「Digital Wellbeing」で設定できる「おやすみ時間モード」は、睡眠の妨げとなる音やバイブレーション、視覚的な通知を停止するほか、画面をモノクロ表示に変更することで、明るい色で目が覚めてしまうことを防ぐ。

 同モードは、就寝時間にあわせて自動的に有効にするか、夜にAndroidデバイスを充電開始するタイミングでオンにするかを選べる。

 「おやすみ時間モード」をクイック設定に追加するとカンタンにオン・オフが切り替えられる。「おやすみ時間モード」は、「Digital Wellbeing と保護者による使用制限」が設定できる全てのAndroidデバイスで利用できる。

「おやすみ時間モード」

「時計」アプリに「おやすみ時間」の新機能、まずはPxielから

 Androidの「時計」アプリの新機能「おやすみ時間」で、毎日の起床と就寝時間を設定すると、睡眠スケジュールの維持に役立つ。同機能は、先日Pixelスマートフォン向けに配信が開始されたほか、Pixel以外のAndroidスマートフォンでも夏以降に追加が予定される。

時計アプリの新機能「おやすみ時間」

 時計アプリでは、翌日のカレンダーのプレビューと、合計睡眠時間の集計が表示され、必要に応じて就寝時間を調整できる。また、設定した「おやすみ時間」の前にリマインダーを表示したり、YouTube MusicやSpotifyから落ち着いた音楽を再生できる。保護者向けの機能として、設定したおやすみ時間を過ぎた時間帯のデバイスの利用時間と、利用したアプリが確認できる。

 設定した「おやすみ時間」になると、YouTubeアプリ上でおやすみ時間またはおやすみ時間中に視聴していた動画の再生終了後に通知することができるほか、動画視聴を続けたい場合には10分後に再通知するスヌーズ設定も行える。

ファミリーリンクで就寝時間中の端末ロックも

 ファミリーリンクでは、デバイス利用状況、アプリのダウンロード、アプリ内購入、おやすみ時間の管理など、子どものデジタル機器の利用に関するルールが設定できる。就寝時間を過ぎると端末はロックされるが、保護者への連絡が必要となる場合に備え、通話は行える。