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ノキア、5G世界最速の4.7Gbpsを記録

 ノキアは5月19日(東ヨーロッパ夏時間)、米国テキサス州ダラスの無線(OTA)ネットワークで、5Gの通信速度として世界最速となる4.7Gbpsを記録したことを発表した。

 同社によると、テストは米国の主要キャリアの商用ネットワークにも配備されている5G対応の基地局機器「AirScale」で行われ、クラウドベースの仮想化RAN(vRAN)と従来のベースバンド構成の両方を使用して速度を達成したという。

 4.7Gbpsの通信速度は、28GHz帯と39GHz帯のミリ波帯域の8つの100MHz帯域幅を800MHz幅に集約し、LTEの40MHz幅のアンカーバンド(EN-DC)と組み合わせるキャリアアグリゲーションにより実現した。