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トリニティ、1箱2176円で1枚39円の“原価マスク”発売

 スマートフォン向けアクセサリーなどを手掛けるトリニティは、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、三層不織布マスクを発売した。1箱50枚で、価格は2176円(税込)。送料は1箱495円、2箱以上は506円。離島への送料はさらに2035円かかる。

 中国でスマートフォン関連製品を委託製造してきた同社では今回、携帯電話の製造を手掛ける企業がクリーンルームを活用してマスクの生産を手掛けており、その企業の協力を得て日本国内でマスクを販売することになった。販売価格は製造原価のみとのことで、転売を防ぐ取り組みの一環としてパッケージに価格を印刷する。

 1回の購入で4箱まで購入できる。購入後、7日間は再購入できない。次回入荷日は5月11日。

 なお、本稿執筆時点(28日1時)でトリニティのサイトは、アクセス集中のためか「502 Bad Gateway」とエラーが表示される。トリニティ代表取締役社長の星川哲視氏はTwitterで、今夜はいったん対応を見合わせ、28日朝まで様子見すると案内している。

 ただし、医療従事者や公共施設向けに20箱まとめて受け付ける申請フォームはGoogleフォームで用意されており、現時点でも稼働している。