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AI搭載の水産養殖向け給餌器から電球まで、ソラコムのサブスク型IoTソリューション
2020年4月23日 21:06
東京センチュリー、ソラコム、ビープラッツの3社は、協業で運営しているIoTサービス「IoT SELECTION connected with SORACOM」において、新たなソリューションの提供を開始した。
同サービスは、法人向けサブスクリプション(月額課金)モデルのIoTプラットフォーム。工場設備の監視や、見守り、水産養殖向けの給餌機、交通量調査の4種類のソリューションを新しく提供する。
工場設備を監視する「MMCloud for PowerMonitorPack」
「MMCloud for PowerMonitorPack」は、対象機器にCTセンサ・エコパワーメータを取り付けることで、データの見える化や、アラート通知を指定デバイスに送るというもの。既存設備に変更を加える必要はない。
月額利用料は、1パックにつき5万円(税抜、以下同)。
電球のON/OFFを知らせる「HelloLight」
IoT電球の「HelloLight(ハローライト)」は、LEDのON/OFFを通信で通知する電球。電球交換のみで設置できる。
見守り用の設定をすると、1日の間にON/OFFがない場合に通知が届く。防犯用の設定をすると、ON時に通知が届く。
月額利用料は、1つにつき580円。
AI搭載の水産養殖向け給餌器「UMITRON CELL」
スマート給餌機「UMITRON CELL(ウミトロン セル)」は、水産養殖向けのデバイス。いけすに設置し、スマートフォンやパソコンから魚群行動をリアルタイムでモニタリングする。
また、AIが魚群の食欲を分析し、活性度に応じた給餌を行う機能もある。複数台のいけすの管理の場面でも、遠隔操作・AIにより、より効率的な給餌を行えるという。
月額利用料は、1台につき6万円。