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シャープのマスクの影響で、シャープ製IoT家電の一部機能が不安定に

 シャープ製のIoT家電製品において、アプリケーションから機器の操作や状態の確認ができない事象が発生している。

 同社担当者によると、マスクの販売サイト「SHARP COCORO LIFE」とIoTアプリで導入されている「COCORO ID」のログインサイトがアクセス過多により不安定になったことで、IoTアプリケーションがログイン情報を認証できないことが原因と説明。現時点で対策は検討中という。

 なお、リモコンや直接機器のボタンを操作しての家電製品の動作に問題はない。また、あくまでログインの認証のトラブルであり、同社のIoTのクラウドなどに問題が発生したということではない。

 シャープのWebサイトでは、4月21日から不織布マスク「MA-1050」の販売がスタートしているが、アクセス集中によりサイトにつながりにくい状況が続いている。

 本稿執筆時点で編集部で試したところ、ココロメンバーズのサイトへはアクセスできたりできなかったりと不安定な状態が継続中だ。全国的にマスク不足が叫ばれる中でのシャープのマスク生産参入ということもあり、予期せぬ形で影響を被った格好といえる。