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KDDI、「Folding@home」に参加、新型コロナ解析に貢献

 KDDIは、4月6日より、分散コンピューティングプロジェクトの「Folding@home」に参加し、同社が運営する「KDDI クラウドプラットフォームサービス (以下 KCPS)」の一部サーバーの提供を開始した。

 分散コンピューティングプロジェクトは、家庭用を含む世界中のコンピューターに分散して処理をする、ボランティアのプロジェクト。「Folding@home」は、タンパク質の解析のためのプロジェクトで、2月からは、新型コロナウイルス感染症に対する取り組みを始め、協力するユーザーが急増している。

 KDDIは、法人ユーザー向けのクラウド基盤であるKCPSでまだ使われていないサーバーを提供し、本プロジェクトの演算能力向上の一助を担っていくとしている。なお、提供リソースはKCPSで管理・制御するため、KCPSユーザーへのサービス品質には影響しないという。

 KDDIは、「"社会の持続的な成長に貢献する会社"として、法人のお客さまのビジネスに貢献し、新しい体験価値を創造していきたい」としている。