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シャープが法人のAndroidスマホ運用をサポート、1台あたり月額199円から

カメラやWi-Fi無効化、アプリケーションの一括設定も

 シャープは、企業のAndroidスマートフォンの安全運用をサポートする「EMM(Enterprise Mobility Management)」サービス「LINC Biz emm」を4月8日に提供する。月額料金は端末1台あたり税別199円から。

 同サービスは、Googleが提供する企業向けモバイルプラットフォーム「Androidエンタープライズ」に準拠したEMMサービス。複数の端末やアプリケーションの初期設定を管理者側から一括して操作できるほか、端末の紛失時には遠隔操作で端末の初期化やロックに対応する。

 各企業の運用ポリシーに基づき、業務上不要なアプリのインストールを制限できるほか、カメラやWi-Fiなどの一部機能を無効化できる。サービス対象端末は、Android 8.0以降のAQUOSスマートフォン全機種と、Android Enterprise Recommended対応機種。

 管理者側は、パソコンやスマートフォンのWebブラウザ上で対象端末の設定や操作を簡単に行えるという。トラブル発生時にはGoogleより認定を受けた同社のエキスパート社員が対応する。

 シャープは、テレワークの普及が進む中、同サービスの活用により情報漏洩などのリスク低減やIT管理者の業務効率化などに貢献するという。