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クアルコム、将来の5G時代の技術のデモンストレーションを実施

 クアルコムはプレス向けイベント「What's Next in 5G」において、将来的な5G技術のデモンストレーションを実施した。

 5G開始当初の段階では、スマートフォンを中心としたコンシューマー向けの新たな体験価値の提供にフォーカスされるが、その後の3GPPが定義する「Release 16」や「Release 17」と呼ばれる段階では、産業や自動車、ARなどが主役となることが予測される。

 クアルコムの研究開発分野には、現在のものよりもさらに広範囲で高速通信を実現するMassive-MIMOや5G広域ネットワーク技術の進化、ミリ波帯OTAテストネットワークでの実験、ミリ波帯技術の進化、5Gを活用する工場、屋内5G通信を活用する高精度現在地測位、自動車と歩行者などが相互通信するコネクテッドカー技術の一種の5G NR C-V2Xなどがある。

 クアルコムでは今後数週間以内に、これらの情報やデモンストレーションの動画を公開するとしている。