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渋谷区とLINE、行政サービスにおけるeKYCの実証実験を開始へ

 LINEと渋谷区は、渋谷区 LINE公式アカウントにおいて自治体初のeKYC(オンライン本人確認)実用化に向けた実証実験を対象を区庁職員に限定して2月から開始する。

 今回の実証実験は2016年8月にLINEと渋谷区が締結した「シブヤ・ソーシャル・アクション・パートナー協定」の一環。渋谷区では4月から、LINE公式アカウント上で住民票と税証明書の申請ができる「LINEを活用したオンライン申請等」が提供される。その認証に必要なeKYCの実証実験として今回、法人向けAIソリューション「LINE BRAIN」の顔認証技術とID Card OCRが採用された。

 渋谷区では、すでにAIチャットボットによる子育て支援サービスやごみの分別の問い合わせ、一部税金や手数料の支払いを「LINE Pay」上で納付するサービスなどが提供されている。