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「KAZUNA eTalk 5」に翻訳結果を確認できる新機能、アプリ版も登場
2020年1月21日 18:10
TAKUMI JAPANは、翻訳機「KAZUNA eTalk 5」の新機能を発表した。また、KAZUNA eTalk 5と同等の機能を持つスマートフォンアプリ版も提供される。
発表から1年、数回のアップデートで機能拡充
KAZUNA eTalk 5は、2019年1月に発表されたオンライン・オフライン両対応の翻訳機。音声翻訳のほか、カメラを使った文字翻訳の機能もある。
製品名の“5”は当初、「音声翻訳」「文字認識翻訳」「チャット翻訳」「Wi-Fiテザリング」「マルチバンド対応」という5つの機能を特徴として打ち出すために付けられたが、後にQRコード決済機能やビジネス向け翻訳機能などが追加され、発表から1年を経た2020年1月時点での機能はこの5つに留まらない。
TAKUMI JAPANの増田薫社長は、翻訳機はスマートフォンなどとはモデルサイクルも需要も異なり、買い替えのタイミング機能向上を図るよりはアップデートで随時改善していく体制を取っていると説明する。
正しく翻訳できているかを確認できる「確認翻訳」
今回発表された新機能のうち「確認翻訳」は無料で利用でき、1月21日から順次配信される。この機能は、正しく翻訳できているか分からないというシーンに対応するもので、日本語から外国語への翻訳後、結果を日本語に再翻訳して表示する。文字の読み方も知らない言語に翻訳した際にも、翻訳結果をある程度把握できる。
有料で112言語に対応
KAZUNA eTalk 5の対応言語は、音声翻訳の「しゃべって翻訳」で73言語、OCR翻訳の「撮って翻訳」で8言語。2月から、より多くの言語に対応する有料アップグレードが提供される。
アップグレード料金は4980円(税別、以下同)で、適用するとしゃべって翻訳は112言語、撮って翻訳は55言語に対応する。