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災害現場で活躍、ドローンによる「移動通信中継局」を京セラらが開発

 ブルーイノベーションと京セラは、ドローンを利用した「移動通信中継局」を共同開発すると発表した。

 ドローンにLTEや5Gの通信中継設備を搭載したもので、災害現場など携帯電話の電波が届かない場所に複数台のドローンを飛ばし、臨時の通信エリアを作る。

 複数のドローンの遠隔制御や統合管理を行うシステムをブルーイノベーションが提供し、京セラの無線通信技術と組み合わせて開発。法令改正などの状況にあわせて、2021年度中の商用化を目指す。

 米ラスベガスで開催中の「CES 2020」のブルーイノベーションブースには、移動通信中継局搭載ドローンが参考展示されている。