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多様なライフスタイルを支えるヘルスケアAIを開発へ、ソフトバンクと慶應義塾大学

 ソフトバンクと慶應義塾大学殿町先端研究教育連携スクエアは12月10日、理想的なライフデザインの実現をサポートするAIの実現に向けた包括連携協定を締結した。

 今回の協定締結は、両者はそれぞれの知見を活かし、ヘルスケアを軸とするAIアシスタントの開発と社会実装を目指すもの。慶應義塾大学のウェルビーイングリサーチセンターで培われた医学的視点と、ソフトバンクのAIやIoTをはじめとする技術やサービスに関するノウハウを活用し、今後開発予定のヘルスケアサービスなどを通じて取得されるビッグデータを解析、AIのアルゴリズムを研究開発する。

 少子高齢化や医療費の増化により健康や予防医療の感心が高まっていることに加え、技術や産業の発展によりライフスタイルが急速に変化している。その上で、両者は最適なヘルスケアは一様ではなく、身体的、精神的、社会的に良好である状態を意味する「ウェルビーイング(well-being)」の観点でヘルスケアを考える必要があるとしている。