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カシオから“SIMフリー”なAndroidハンディターミナル

 カシオ計算機は、Android 9を搭載したハンディターミナル「ET-L10」を12月に発売する。価格はオープン価格。導入前に試用するため、1台購入する場合の価格は12万円前後(税抜)。

ET-L10

 同端末は、縦に長い18:9のディスプレイを採用し、作業時の視認性を高めた法人向けのハンディターミナル。OSにAndroid 9を搭載し、Android向けの業務アプリ、Googleの各種サービスに対応する。

 バーコードなどを読み取れるスキャナを内蔵しながら、厚みは15.5mmに抑えた。1.5mの耐衝撃、防塵・防水、耐温度(−10~50℃)、耐薬品などの耐環境性能を備える。

 NFCリーダによるICカード認証や、指紋センサーによる本人認証をサポートする。

主な仕様

 5.7インチのディスプレイを搭載。解像度は720×1440。チップセットは、Snapdragon 450。メモリ(RAM)は2GBで、ストレージ(ROM)は16GB。最大32GBまでのmicroSDカードに対応する。

 Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/n/acをサポート。Bluetoothのバージョンは5.0。LTE通信に対応し、SIMロックフリーの状態で販売される。nanoSIMカードスロットを1つ備える。

 OSはAndroid 9。背面に約1300万画素のカメラを搭載。バッテリー容量は4000mAhで、内蔵電池。充電端子はUSB Type-C(USB 2.0)。NFC、近接センサー、照度センサー、加速度センサー、指紋センサーを搭載する。

 IP65準拠の防塵・防水性能、1.5mの落下強度を備える。大きさは約79×162×15.5mmで、重さは約240g。ハンドストラップ、USB-ACアダプター、USB Type-Cケーブル1が付属する。