ニュース
1台で「Alexa」「Cortana」などが使えるように――Amazonやマイクロソフトなど30社以上が協力へ
2019年9月25日 18:57
米Amazonは、1台のデバイスで複数の音声アシスタントをサポートするデバイスの開発について、ソニー、セールスフォース、BMWなど30社以上との合意を交わし「Voice Interoperability Initiative(音声アシスタント 相互運用 協同体)」を設立した。
複数の音声サービスをサポートするデバイスが実現すれば、対応するウェイクワードを言うだけで、ひとつのデバイスから「Alexa」や「Cortana」、「Djingo」、「Einstein」やそのほかの音声アシスタントが持つ機能を利用できるようになる。
この取り組みは、顧客のプライバシーを守る一方でシームレスに動作する音声アシスタントの開発、選択肢と柔軟さを併せ持つウェイクワードが使えるデバイスの開発、1台のデバイスで、複数の音声サービスを利用可能な技術とソリューションの開発、音声サービスの適用幅、クオリティ、相互運用性を向上させるための機械学習と会話型AIの研究の加速の4つを実現するとしている。
また、多くのデバイスメーカーが音声アシスタント開発時にかかえていたコストや技術的問題を解決するため、インテルやクアルコム、MediaTekなどデバイスメーカーも今回の取り組みに参加している。
Voice Interoperability Initiative 参加企業
Amazon,Baidu,BMW,Bose,Cerence
ecobee.Harman,Logitech,Microsoft,Salesforce
Sonos,Sound United,Sony Audio Group,Spotify,Tencent
Free,Orange,SFR,Verizon,Amlogic,InnoMedia
Intel,MediaTek,NXP Semiconductors,Qualcomm Technologies, Inc.
SGW Global,Tonly,CommScope,DiscVision,Libre
Linkplay,MyBox,Sagemcom,StreamUnlimited,Sugr