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歩きスマホをしたことがあるのは35.7%、「歩きスマホ専用レーンが必要」の声も

 スマートフォンなどを中心とした消費者傾向や市場調査を行うMMD研究所は、「2019年 スマホ依存と歩きスマホに関する調査」の結果を公表した。調査期間は8月19日~8月26日。調査方法はインターネットで、有効解答は562人。

 スマートフォンを所有する15歳~69歳の男女562人を対象に、スマートフォン依存について調査したところ、全体の21.2%が「かなり依存している」、52.5%が「やや依存している」と回答し、合わせて73.7%の人がスマートフォン依存の自覚があることが明らかになった。また、紛失して困るのは財布よりもスマートフォンと答えたのは、10代では2人に1人で最多だった。

 歩きスマホについての意識調査では、「危ないと思う」が全体で76.3%、「やや危ないと思う」が20.3%と合わせて96.6%が歩きスマホが危ないと考えていることがわかった。また、歩きスマホをしたことがあるかという質問に対しては、3.7%の人は「日常的にしている」と答え、32.0%の人が「時々操作している」と答えており全体で35.7%の人が歩きスマホをしていることがわかった。

 歩きスマホをしている人が原因でぶつかった、怪我をした経験がある人は全体の13.2%を占めており、「他人が歩きスマホをするため『歩きスマホ専用レーン』が必要」と回答した人は25.6%、「自分が歩きスマホをするため、必要」と答えた人は、10.0%だった。