てっぱんアプリ!

ブラックフライデーの準備はOK? Amazonアプリの便利機能を改めてチェック

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Amazon ショッピングアプリ
開発者: Amazon Mobile LLC
価格: 無料
対応OS: iOS 15.0 以降、Android 9 以上
カテゴリ: ショッピング

 本日11月29日から、Amazonでスタートした2024年のブラックフライデー(プライム会員向けの先行セールは27日から、終了は12月6日)。欲しい商品が安く買えるかもしれない大規模セールに参戦するにあたり、ここで改めて「Amazon ショッピングアプリ」の便利機能をチェックしてみよう。

セールのときも、そうでないときも、普段から活用したい便利機能を紹介

セール情報をプッシュとメールで通知してもらう

 ブラックフライデーに関わらず、セール期間中に商品を購入しようと考えているなら、通知の設定は忘れずにしておきたい。通知方法にはプッシュ通知とメールによる通知の2種類があり、それらを有効にしておくと、「リスト」に登録している商品のセールが開始したときやセールイベントが開始したときなどにプッシュやメールで通知されるようになる。

プッシュ通知の設定手順

画面下部の人アイコンを選び、設定ボタンをタップ
「プッシュ通知」を選ぶ
「セールとおすすめ」へ
「割引やセール」をオンにする

メール通知の設定手順

 メール通知はアプリからは設定できず、パソコン版Webサイトから行なう形になる。ただし、法人向けの「Amazonビジネス」アプリの場合はアプリ上でメール通知の設定が可能だ。

WebブラウザーでAmazonにアクセスし、メニューから「すべてを表示」をタップ
Webブラウザーのメニューから「PC 版サイト」をチェック
「デリバーズ(購読Eメール)の設定」をタップ
「すべてのメールサービスをブラウズする」のタブ内にある「Amazon セールイベント」のメール配信を有効にする

セール会場へのショートカットを活用する

 ホーム画面で「Amazon ショッピングアプリ」のアイコンを長押しするとメニューが表示され、そこからいくつかの機能をショートカット的に実行できることをご存じだろうか。メニューにある「セール」をタップすれば、開催中のセール会場に即座にアクセスできる。時には思わぬ掘り出し物が見つかるかも。

ホーム画面のアイコンを長押しして「セール」を選択。Android端末だけでなくiPhoneでも同様
その時点で開催されているセール会場に素早くアクセスできる

購入するその前に、安価・高品質な類似商品と比べてみる

 「リスト」に登録している商品の一覧画面では、個別の商品の「…」ボタンをタップすると現れる「類似商品と比較する」を選ぶことで、その商品に似た他の商品を並べて比較できる。価格、評価、仕様などの違いが表形式でまとめられているので、購入前に一度立ち止まって、より自分の希望にマッチした商品を選ぶ助けになるはずだ。

画面下部の人アイコンの画面から「リスト」をタップ
商品項目の右下にある「…」ボタンをタップ
「類似商品と比較する」を選択
表形式で類似商品を並べて比較検討できる

AIチャット「Rufus」を使って賢く買い物する

 Amazonでは、2024年11月より「Rufus」と呼ばれるAIチャット機能が利用できるようになった(一部のユーザーから展開中)。ユーザーの買い物をサポートしてくれるもので、たとえばバリエーションの多い商品について何を基準に選べばいいか迷っているときなどに質問すると、AIがそれを判断するのに必要な情報を提示し、関連する商品のリンクなども表示する。

 現在はβ版ということもあり適切な回答が必ず得られるとは限らないが、うまく活用すれば一段と買い物上手になれるだろう。

Rufusが利用できる状態になると、画面右下に専用のアイコンが出現する
自由に質問して買い物のコツをAIから引き出そう

過去の販売価格推移がわかる「Keepa」でおトク度をチェック

 セール中の商品がおトクなのか、そうでないのかを確認するのに使えるアプリが「Keepa」だ。このアプリで開いたAmazonの商品ページ内に過去の販売価格の推移がグラフ表示されるので、それを見ることで買い時かどうかを判断できる。

 ただし、割引クーポンの有無による実質価格は履歴からは読み取れない。セール期間外に発行していた割引クーポンを考慮に入れると、クーポンのないセール中の価格の方が高くなるケースもあるので、あくまでも参考に留めたいところ。買い時は高いか安いかではなく、必要か必要でないかである、ということも肝に銘じておきたい。

「Keepa」でAmazonのWebサイト内のブラウズ。商品ページで価格推移を確認できる
過去のタイムセールなどにおける価格もわかる。今の値段が妥当かどうか判断する目安に