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プラススタイル、ロボット掃除機やスマート電球などオリジナルIoT家電を発売
9月12日までセール販売
2019年8月29日 13:30
プラススタイルは、オリジナルのスマート家電を8月29日より順次発売する。同社直販サイトのほか、同社のAmazon店、Yahoo!ショッピング店でも扱われる。ロボット掃除機やスマート電球がラインアップされ、いずれもスマートフォンアプリやスマートスピーカーと連携できる。
ラインアップは、スマートロボット掃除機2製品、スマートLED電球3製品、スマートLEDシーリングライト1製品の計6製品。いずれも9月12日までセール価格で販売される。直販サイトで購入すれば2年間の保証も付く。
製品 | 価格(税込) | セール価格 | 発売日 |
スマートロボット掃除機 G300 | 3万4800円 | 2万6800円 | 8月29日 |
スマートロボット掃除機 B300 | 1万9800円 | 1万7800円 | |
スマートLED電球(調光・調色)/E26 | 2180円 | 1780円 | |
スマートLED電球(調光)/E26 | 1980円 | 1580円 | |
スマートLED電球(調光・調色)/E17 | 2480円 | ― | 11月中旬以降 |
スマートLEDシーリングライト | 9980円 | 6980円 | 8月29日 |
G300
「スマートロボット掃除機 G300」は、SLAM(レーザーセンサー)搭載のハイスペックモデル。ルームマッピングして清掃するほか、マップ上で掃除したくないエリアを指定することもできる。最大15mmの段差を乗り越えて移動でき、カーペットやラグのある部屋でも使える。タンクを付ければ、水拭きまでできる。
B300
エントリーモデルに位置づけられる「スマートロボット掃除機 B300」は、薄さ6.2cmで、一般的なロボット掃除機よりも2cm以上薄く、さまざまな家具の下も掃除できる。簡易的なルームマッピングもサポートする。
スマートLED電球とスマートLEDシーリングライト
スマートLED電球では、E26サイズで調光が可能モデルや調色対応モデル、E17サイズのモデルも用意される。
スマートLEDライトは、光量が約3200lmで、6畳間向け。昼白色(6500K)で明るさを無段階で調整できる。
アプリ
各製品と連携するアプリ「+Style」では1アプリで全ての機器を管理でき、スマートスピーカーに「リビングの照明つけて」などと話しかけて操作できる。また一度入力したWi-FiのSSID、パスワードが自動的に保存され、機器が追加された場合も新たに設定する必要がない。
一定のルールで、自動的にON/OFFするような設定もできる。たとえば機器を設置する市区町村を指定して、日の出・日の入りをトリガーに灯りをON/OFFするなど、好みのルールを作れる。いわばIFTTTのような機能だが、日本語メニューで、ルールもわかりやすく記述されている。今後、プラススタイルでは、便利なルールをWebサイトで紹介するといったことも検討していくという。
3つの「ちょうどいい」で普及狙う
スマート家電を持つ人はまだ5%、それでも潜在的なニーズはある――そう語るのは、プラススタイル代表取締役社長の近藤正充氏。20代~50代のいずれもスマートフォンアプリと連携できるようなIoT対応のスマート家電の保有率は低い中で、それでも「自宅で「しばらく使っていない家電がオフになる」「外出先からドアや窓の鍵をかける」といったニーズはあると説明する。
そこで今回、Tuyaの製品を用いる形でオリジナルブランドでのスマート家電をラインアップ。いずれも機能は先端すぎず、IoT機能もわかりやすく、価格もほどほどと「機能、IoT、財布の3つでちょうどいい」でコストパフォーマンスの良い商品に仕上げた。
たとえばロボット掃除機の「B300」は、高さが6.2cmとなったのは、日本の家庭内にあるソファなどの隙間スペースに入りやすいサイズ感を目指したため。照明器具も、専用のハブや工事が不要で、Wi-Fiアクセスポイントへダイレクトに繋がり、アプリからの設定もシンプルにした。またプラススタイルで過去発売したセンサー、カメラとも連携できる。
近藤氏は、機能、IoT、財布を“ちょうどいい“”にすることで、価格を抑えたことを紹介。これまで同社でさまざまなIoT製品を販売してきたが、多くは海外製で、中には日本の家庭にマッチしないものもあったことに触れ、「製造は中国だが、日本人のために日本で企画した製品。今後も提供したい」と新たな取り組みをアピールしていた。