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PayPay、不正利用時の補償を規約に明記

 PayPayは、スマートフォン向け決済サービス「PayPay」において、ユーザーが不正利用の被害に遭った場合の補償制度を利用規約などに明記し、加盟店向けの規約でも、不正取引が行われた場合の入金保証について明記した。いずれも8月28日以降に不正利用された分に対して適用される。

 PayPayではこれまで、銀行口座情報やアカウント情報が不正に利用された場合、ケースバイケースで補償判断を行っており、規約などによる規定はなかった。

 ユーザーがPayPayで不正利用の被害に遭った場合、原則PayPayが被害の全額を補償する。また、PayPayを利用していなくても、PayPayで銀行口座情報などを不正に利用された場合も同様に補償する。

 規約によると、被害に遭ってから60日以内に申し立てを行い、PayPayによる審査の上で補償されるという。原則、PayPay残高または現金で補償されると定められている。

不正利用に対する補償内容