ニュース

有料動画配信サービスの利用者伸びる、半数以上はマルチデバイスで

 インプレスのシンクタンク部門「インプレス総合研究所」は、「動画配信ビジネス調査報告書2019」で動画配信に関する調査結果を発表する。

 インプレス総合研究所の調査によると、有料動画配信サービスの利用率は、前年比2.2ポイント増加の17.2%としている。各サービスのTVCM等のプロモーションや、話題となるオリジナルコンテンツが数多く配信されていることを要因にあげている。

 また、DVDやTVの視聴は減少し、有料動画配信サービスやSNSに投稿された動画視聴が増加していることも指摘されている。特に有料サービスにおけるAmazonプライム・ビデオの利用率は高く、62.7%と、2位のHuluの14.7%を大きく引き離している。一方、無料サービスでは、YouTubeが97.0%と突出した結果となった。

 いずれの利用者も半数以上が、パソコンやスマートフォン、タブレットなど複数のデバイスを使用して動画を視聴しているという。