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ドコモの5Gサービス、まずはラグビーワールドカップ8会場で

 18日のNTTドコモ株主総会で、株主からの質問に答える形で、9月20日開始の5Gプレサービスの概要が紹介された。

 「5Gのプレサービスはどのようなサービスになるのか」という問いに森健一取締役常務執行役員は、ラグビーワールドカップの全国12会場のうち、5Gのサービスエリアは8会場で整備されると説明。

森取締役

 8会場では、プレサービス用として準備した端末を使い、高速大容量を体験できるという。さらに森氏は「面白い端末を用意して、マルチな画面でいろいろ楽しめる」とコメントして期待を持たせる。

 さらに8会場だけではなく5Gを利用したパブリックビューイングも実施するとのことで「中継でラグビー会場の興奮が伝わるよう、いくつかの場所でパブリックビューイングを用意する予定。具体的な場所はあらためて案内する」(森氏)という。

eスポーツに意欲

 5Gを活用するサービスのひとつ、あるいは現在盛り上がりを見せるコンテンツ分野のひとつとして、eスポーツへの取り組みを問われると、森氏は「多くのゲーマーが楽しんでいる。ギャラリーも、ネット観戦で多い。グローバルで見れば流行しているコンテンツ。しっかり事業として取り組みたい。2019年1月には、実証実験を行ったが、いろんな会場で、5Gを活かして同時にたくさんの方が楽しめるようになるだろう。しっかり取り組みたい」と意欲を見せた。