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外出先でも固定電話が使える「UniTalk」、ソフトバンクが8月から提供

 日本マイクロソフトとソフトバンクは、パソコンやスマートフォンで固定電話番号を使った音声通話が可能になるビジネス向けサービス「UniTalk」を8月1日から提供する。料金は、1番号あたり月額800円(税別)。

 UniTalkは、組織における業務の効率化を支援するコラボレーションツール「Microsoft Teams」の一部として提供される音声通話サービス。オフィスだけでなく外出先からも、パソコンやタブレット、スマートフォンを使って固定電話番号(0ABJ番号)で通話できる。

 チャットやビデオ通話、Excelのオンライン共同編集といった既存のMicrosoft Teamsの機能とあわせて、業務に必要なあらゆるコミュニケーションを1カ所に集約できるメリットに加え、電話機の設置や回線工事が不要であることから運用・管理コストも軽減できる。また、リモートワーク、在宅勤務でも利用しやすいことから、働き方改革の推進にもつながる。

 海外ではすでに同様のMicrosoft Teams上での音声通話サービスが開始されているが、日本国内の通信事業者としては、ソフトバンクが初めて提供する。Microsoft Teamsのクラウド基盤とソフトバンクのネットワークを直接接続し、高度なシステム連携により従来のIP電話よりも通話品質の高いサービスを実現した。

 提供開始に向けて、7月18日~19日に開催される「SoftBank World 2019」でサービスの詳細を案内する。9月以降、導入を検討する企業に向けたサービス説明会を全国で順次開催する。