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傘シェア「アイカサ」が上野、御徒町駅での実験スタート

 傘シェアリングサービス「アイカサ」を展開するNature Innovation Groupは、JR上野駅、御徒町駅で実証実験を開始した。

 「アイカサ」は、会員登録すると1日単位で傘を借りられるサービス。急な雨でも、わざわざ傘を買う必要がなくなり、使用後も最寄りの傘スポットに返却するだけでよい。

 これまでも福岡市との提携や、ローソンとの実証実験を行っていたが今回、JR東日本スタートアップとの資本業務提携を締結。6月12日より上野駅、御徒町駅での実証実験を開始した。利用者の多い駅ではこうしたサービスのニーズは高く、駅利用者の傘を持ち歩く負担軽減や、置き忘れの解消が期待される。

 同社は、「日本での生活には、電車は欠かすことができない生活インフラ。今回のJR東日本グループとの提携は、雨の日をより快適にする第一歩となった」としている。あわせて、三井住友海上キャピタルを引受先として、第三者割当増資により3000万円を調達。今後は、調達した資金を活かして、さらなる企業や行政との連携を目指していく。