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セコムの救急サービスを端末だけで利用可能、高齢者向け「セコムみまもりホン」
2019年4月17日 14:03
セコムは、高齢者やその家族に向けた新サービス「セコムみまもりホン」の提供を開始した。携帯電話端末の形で提供することにより、自宅のセキュリティサービスや工事は不要でセコムの「救急時対応サービス」を利用できるようにした。料金は、加入時に1万円(税抜、以下同)、月額の基本使用料は2200円。
新サービス「セコムみまもりホン」は、高齢者や持病のある人、その家族に向けた新サービス。携帯電話の形で端末が提供され、「セコム・ホームセキュリティ」の契約や救急用の機器設置の工事を行わなくても、セコムの「救急時対応サービス」を利用できる。
「セコムみまもりホン」の端末は、KDDIが販売している「mamorino 5」をベースにしたセコム専用の端末。
安否確認サービスとして、予め指定した間隔で画面に表示される「安否ボタン」を押すと安否確認メールが送信される機能が搭載されるほか、救急時は端末のストラップを引っ張るだけでセコムへ救急信号が送信され、状況に応じて救急対処員の駆けつけや119番通報を行う。自宅以外でも有料で駆けつけが可能。
家族は、高齢者など端末利用者の居場所をGPSで確認可能。専用Webサイトのほか、オペレーターに電話で確認することもできる。
このほか同サービスの利用者は、体調や健康について、24時間365日、いつでもセコムの看護師に電話で相談できる。
端末の電話帳には49件まで連絡先を登録でき、登録した相手との電話の発着信も可能。auのサービスエリアで利用できる。通話料は30秒あたり16円で、毎月27分までは無料。