ソフトバンクとトヨタの「MONET」、横浜市でオンデマンドバス実証実験

　ソフトバンクとトヨタ自動車の共同出資会社、MONET Technologies（モネ テクノロジーズ）は、同社の配車プラットフォームを活用したオンデマンドバスの実証実験を横浜市旭区若葉台にて実施する。

　同地域の在住者がモニターとして参加し、スマートフォンのアプリからオンデマンドバスを予約してエリア内を巡回できる。アプリの対応機種はiOS 11.0以上を搭載するiPhone。

　実証実験では、スマートフォンのアプリ上で行き先や日時を指定してオンデマンドバスを予約する。バスの乗降場所は、参加者が事前に設定した任意の場所（自宅など）に加えて、若葉台まちづくりセンターが運営するコミュニティバス「わかば号」のバス停が指定できる。

　実証実験は3月19日～3月26日、バスの運行時間は午前9時～午後5時、初日の19日は地域関係者向けに試乗会が開催される。

　対象エリアは横浜市旭区若葉台1～4丁目、モニターとして同エリアに在住する30名程度を募集する。オンデマンドバスの車両はミニバンスクラス1台で、料金は無料。モニター募集の詳細については横浜市のWebサイトに要項が公開されている。