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宇梶剛士が“マイルドダンディー”推し、「URBANO」新CM放映開始

 京セラは、2月8日にauから発売されたスマートフォン「URBANO V04」のテレビCMを制作、「7人のマイルドダンディー篇」を3月1日から放映する。主演は俳優の宇梶剛士。映像は特設サイトでも配信される。これにあわせて「マイルドダンディー度」を診断できるという特設のWebページも用意される。

宇梶剛士を起用した「URBANO V04」新CMのカット

 京セラは、大人向けのスマートフォンとして展開してきた「URBANO」シリーズの最新モデルの開発にあたり、ターゲットとする40~60代の男性ユーザーを「マイルドダンディー」と定義。“ハイスペックよりマイスペック”などの7つを要素をピックアップしている。これらは突飛なものではなく、京セラがターゲットユーザーを調査していく上で浮かび上がってきた今の40代や50代の男性像を捉えたものになっているという。

 2月28日には都内でCM発表会が開催された。まず登壇した京セラ 通信機器事業本部 マーケティング部責任者の湯浅紀生氏は、新しく発売したモデルは、これまでのコンセプトを継承しながらも、「時代の流れに即して進化したモデル」と紹介、質感にこだわった様子や、伝統だった3つの物理ボタンを省いた代わりにシリーズ最大のディスプレイを搭載したことなどを紹介した。

 またターゲットとする“ユーザー像”は、「流行りを追わない、質実を優先する」大人の男性とのこと。潜在的で拡大していると注目、新たに“言語化”してはっきりとさせた上で届けたかったとし、その結果として「マイルドダンディー」という言葉を生み出し、訴求するに至ったことを解説している。

京セラ 通信機器事業本部 マーケティング部責任者の湯浅紀生氏

 発表会の後半には、CMに出演した俳優の宇梶剛士のほか、女優の橋本マナミ、お笑い芸人のダンディ坂野、世代・トレンド評論家の牛窪恵氏が登場、「マイルドダンディー」について語った。

左から宇梶剛士、橋本マナミ、ダンディ坂野、牛窪恵氏

 牛窪氏は、マイルドダンディーについて「偶然ではなく必然。新時代の大人。リーマンショックや東日本大震災で、競争から共創へと意識が変わった。団塊ジュニアといわれる層も含み、心身ともにマイルドで、年相当の紳士。進化系のおじさま」と紹介。

 宇梶剛士は「なんとなく、そういうふうになってきている。居心地よく、自然なものを手に取るようになった。与えられていた時代から、自分から選んでいく時代になっている」と感想を語ると、52歳というダンディ坂野も同調し「自分で決めて、いいものを選ぶようになってきた」と語る。

 橋本マナミは、「無理に若作りしない、年相応の魅力」がポイントと語ると、牛窪氏は「女性や、若い世代から愛されるのもマイルドダンディー。こだわりをもっていながらも自己主張が強くなく、見守ってくれる存在」と解説。橋本マナミは「女性は話を聞いてもらいたい生き物。話を聞いてくれるのはポイントが高くて、素敵だなって思える」と好印象になる要因を語っている。

マイルドダンディーについて語る
「ゲッツ」も

 ステージでは「URBANO V04」を手に取り、背面の指紋センサーを使ってWebサイトのスクロールや表示の拡大が行える様子も紹介された。