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神戸市でモバイルバッテリーのシェアリングサービス、観光案内所や駅などに設置

 兵庫県神戸市は、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」の機器を、自治体が所有する施設に設置する。2月7日から順次設置される予定。

 2月7日に「ChargeSPOT」が設置されるのは、神戸市役所1号館1階ロビー、神戸市総合インフォメーションセンター、新神戸観光案内所、神戸市営地下鉄三宮駅。2月中旬には神戸市営地下鉄新神戸駅にも設置される。「ChargeSPOT」はINFORICHが提供しているサービスで、自治体と連携するのは今回が初めてという。大型のバッテリースタンドが備えるデジタルサイネージ機能では、市政情報や観光・イベント情報の発信も行われる予定。

「ChargeSPOT」のバッテリースタンド、小型のSタイプ
「ChargeSPOT」で貸し出されるモバイルバッテリー。5000mAhで3種類の端子を備える

 「ChargeSPOT」(チャージスポット)は、店頭などに設置された“バッテリースタンド”にて、スマートフォンなどを充電できるモバイルバッテリーを有料で貸し出し、別の場所のスタンドに返却できるモバイルバッテリーのシェアリングサービス。すでに全国806カ所に設置されており、関西エリアでは139カ所、神戸市内では8カ所に設置されている。神戸市では参考情報として、兵庫県立大学神戸商科キャンパス食堂内や六甲山観光の観光施設などでも「ChargeSPOT」が設置される予定としている。

 「ChargeSPOT」の利用料(2月1日に改定)は、1時間以内の返却で150円(税抜、以下同)、48時間以内が300円。48時間以上は機器の買い上げ(返却不要)になり、2280円が必要。会員登録やレンタル時にはスマートフォンアプリを利用する。