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Y!mobile、親子向けの「全国統一スマホデビュー検定」

 ソフトバンクとウィルコム沖縄は、Y!mobileブランドのキャンペーン「ワイモバ学割」に合わせて、スマートフォンを持つ子供とその保護者に向けた「全国統一スマホデビュー検定」を2018年12月から実施している。

 同検定は「子どもが正しい知識をもってスマホデビューすること」の支援を目的としている。5月31日まで実施予定だが、公開から約2カ月が経過した1月23日時点での中間結果が発表された。受験者数は子供約1万8000人、保護者約1万5000人。

 1月23日時点での都道府県別の正答率は、1位が島根県(70.7%)、2位が長野県(70.6%)、3位が鳥取県(70.3%)。設問別では、「スマホ使用におけるマナー」に関しては親子ともに正答率が75%を超える一方、SNS上でのフェイクニュースに関する設問では子供が38.7%、保護者が41.1%という結果になった。

 また、プライバシーの保護に関する設問では、保護者の正答率が58,7%であったのに対し、子供は69.7%と10ポイント上回るなど、児童の方がITリテラシーが高い部分も見受けられた。

 同社は、スマートフォンをを持ち始める年齢が早まる傾向にある中でリテラシーの重要性がより高まるとして、「全国統一スマホデビュー検定」や情報モラル学習教材「みんなで考えよう、スマートフォン」の提供などを通して、正しい知識を身につける機会を提供していくとしている。