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通話専用、スマホの子機「ワンナンバーフォン」が登場

 NTTドコモは、ZTE製「ワンナンバーフォン ON01」を発表した。10月下旬に登場する予定。価格は未定となっている。

 NTTドコモは、ZTE製「ワンナンバーフォン ON 01」を発表した。スマートフォンの子機として利用でき、通話やSMSが可能。発売は10月下旬を予定しており、価格は未定。

利用時にはワンナンバーサービス

 利用には「ワンナンバーサービス」(月額500円)が必要。最初に親機にするスマートフォン上で、専用アプリを通じてON 01とBluetoothペアリングし子機登録を行う。

 これによりON 01に内蔵しているeSIMに情報が書き込まれ、親機と同じ電話番号で利用できるようになる。

 同時に電話帳のON 01へのコピーも可能。初回の子機登録時は通常500円の手数料がかかるが、2018年11月30日までは無料。

スマホの子機に

 子機登録後、ON 01は親機の近くにある必要がなく、持ち出して単体で使える。VoLTEによる高音質通話、SMS送受信、電話帳の参照、発着信履歴の表示が可能なほか、アラームや電卓といったツールも内蔵している。

 スマートフォン本体を置いたまま近所に外出するようなケースのほか、ON 01で通話しながらスマートフォンで地図を見たり、スケジュールアプリを操作したりすることも可能で、ビジネス用途でも活躍するとしている。

 通常の着信は親機のスマートフォンのみ。ただし、重要な電話相手からの着信は親機と子機の両方に着信させる「プライオリティ着信」機能を備える。親機としてiOS端末を使えるようにするかどうかは今後のニーズ次第で検討するとしている。

主な仕様

 親機として使える端末はAndroid 8.0以降搭載のスマートフォン。連続通話可能時間は130分、連続待機可能時間は155時間。サイズは約110×54×7.0mm、重量約55g。ボディカラーはホワイトのみ。