Audible、「聴き放題」から単品販売へ移行

　Amazon傘下のAudibleは、オーディオブック配信サービス「Audible（オーディブル）」において、従来の定額制聴き放題サービスとしての提供を見直し、単品でのダウンロード販売に移行する。

　Audibleは、書籍の朗読、落語やラジオドラマ、語学学習のためのコンテンツなどを配信するオーディオブックサービス。登録にはAmazon.co.jpのアカウントを用いる。料金は月額1500円で、月額会員に登録後、1カ月間は無料で利用できる。

　8月28日から新サービスとなり、月額会員には、好きなオーディオブックと交換できる「Audibleコイン」が毎月1枚付与される。同時に、会員以外でも単品購入が可能となる。なお、月額会員は30％引きの価格で購入できる。

　新サービスへの移行にあわせて、人気小説を含む400以上の新規タイトルを追加。また、海外のAudibleで提供してきた38カ国語、20万タイトル以上のオーディオブックが新たに購入可能となる。

　また、月額会員向けの新サービスとして、「20分で聴けるビジネス書チャンネル」「World Newsチャンネル」などの定期的に更新されるコンテンツを追加料金無しで聴ける「Audible Station」の提供を開始する。