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「あめふるコール」に大雨予報機能、実証実験で導入

 アールシーソリューションは、同社が提供する降水予報アプリ「あめふるコール」において豪雨被害軽減に向けた実証実験を実施する。期間は8月6日~10月31日。実証実験の機能が追加されたバージョンを8月6日にiOS版、Android版ともに配信する。

 実証実験で追加される機能は、ゲリラ豪雨などを事前に知らせる予報機能。実験では、予報を受信した利用者がどのような行動をとるのか調査をする。実験に参加する利用者は、気象レーダーの設置されている埼玉大学から半径50km圏内で、より精度の高い降雨情報を受け取ることができる。

 また、実験期間中には、特定の店舗で利用可能な電子ギフトの配信が予定されている。

 予報に使われるデータは、雨雲の3次元観測が可能なマルチパラメータフェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR)を利用した1分更新の情報。防災科学技術研究所と日本気象協会が実施している実証実験の予測情報を利用する。