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ヤマダ電機のMVNO、データ半年・音声1年間の割引キャンペーン

繰り越し可能なデータシェアやプリペイドSIMも提供

 Y.U-mobileは、ヤマダ電機ブランドのMVNO「ヤマダニューモバイル」において、データ通信SIMを半年間、音声通話SIMを1年間、それぞれ基本料が割引されるキャンペーンを開始した。受付期間は2019年1月31日まで。

 今回実施される「データ半年間・音声一年間割引キャンペーン」では、データ通信専用(SMSあり・なし)、音声通話機能付きの3つのサービスが対象で、データ容量のプランは3.3GB、5.3GB、10.3GB、20.3GB、30.3GBの5種類が対象になっている。

 今回のキャンペーンにより、最も安いデータ通信(SMSなし)の3.3GBプランは、月額900円(税抜、以下同)のところが半年間は月額680円になる。

 音声通話機能付きで3.3GBプランなら、月額1600円のところが1年間は月額1380円になる。「10分かけ放題オプション」を同時に申し込むと、通常は月額2400円のところが、1年間は月額1980円になる。

 なお「10分かけ放題オプション」は、通常は月額800円。今回のキャンペーンで契約と同時に申し込んだ場合には割引が適用され1年間は月額600円になる形。

 キャンペーンによる割引期間中でも、SIMカードの種別を変更しなければ、データ容量のプランは変更が可能で、変更後のプランで割引が適用される。音声通話機能付きSIMの最低利用期間は1年間。1年以内の解約には9800円の解約事務手数料がかかる。

データシェア

 繰り越したデータ通信容量をグループ内でシェアできる「データシェア」の提供も開始している。「データシェア」の利用料は1回線につき月額100円。

 これにより、同一グループ内で各回線に残っているデータ通信容量を翌月に繰り越して合計し、グループ内で分け合えるようになる。繰り越し後のデータ容量の利用期限は翌月末まで。

 シェアできる回線数は、オーナー回線を含めて5回線まで。

プリペイドSIM

 同社はまた、訪日外国人観光客をターゲットに、プリペイドのデータ通信SIMの新プランを発売した。

 新しいプリペイドSIMは、利用開始日に加えて7日間利用でき、容量は無制限のプランになっている。販売価格は4000円。通信速度は理論値で下り最大788Mbps、上り最大50Mbps。

 SIMカードはマルチカットSIMで、全サイズに対応する。なお、このプリペイドSIMはフルMVNOサービスがベースになっており、対象端末はSIMロックフリー端末。端末がキャリアモデルの場合はSIMロックの解除が必要になる。