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ソフトバンクとfreee、RPAソリューションで協業

 ソフトバンクとfreeeは、企業の会計・人事・労務における事務作業を自動化するRPA(Robotic Process Automation)の普及に向けた協業を発表した。

 RPAは「ソフトウェアロボットによる業務自動化」を指し、ユーザーが処理手順を登録するだけで、データの入力や抽出、加工といった事務作業や書類業務をソフトウェアロボットが自動的に処理する仕組み。業務の効率化や迅速化、コスト削減につながるソリューションとして注目を集めているとして、ソフトバンクでは、RPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」を2017年10月から提供している。

 今回の協業では、SynchRoidを活用して、freeeが提供する中小企業や個人事業主向けのソフトウェア「クラウド会計ソフト freee」と「人事労務 freee」向けのRPAロボットを開発、提供する。

 第1弾として、「クラウド会計ソフト freee」での支払通知書や損益計算書の作成、「人事労務 freee」での従業員情報の登録など、20種類の業務を自動化するRPAロボットを開発した。対応業務は今後も拡充していくとしている。