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クアルコム、Windows 10パソコン向けの「Snapdragon 850」

 米クアルコムは、新たなチップセットのプラットフォーム「Snapdragon 850 Mobile Compute Platform」を発表した。Windows 10を搭載するモバイルパソコン向けのチップセットで、10nmプロセスで製造される。最初の搭載メーカーはサムスンになる。

 「Snapdragon 850 Mobile Compute Platform」は、前世代のチップセットと比べ、全体でのパフォーマンスが30%、AI処理の性能が最大で3倍まで向上。下り最大1.2GbpsのLTE通信が可能で、最大25時間駆動する。

 これにあわせ、クアルコムでは、Snapdragon搭載のWindows 10パソコン向けに無料データ通信の提供について、米スプリントと協業する。ASUS、HP、Lenovoから登場する常時接続パソコンに向けたサービスとされる。

 2018年後半に、Snapdragonを採用するWindows 10端末が発売される予定。